唐突だけど、学校ってどう思う?
私は中学生の時にこんなことを想像していたよ。
学校はひとつの生物なんだ。
細胞ひとつひとつが生徒で、その生徒が固まって群れ成すことで臓器等が作られる。
そして、生物には勿論ばい菌が入る。
ばい菌が入ると、白血球なんかが退治するよね。
私はそれが「いじめ」だと思っていた。
何人かの子が退治された。
そうしてしれっとした顔で学校って生物は健康を装っていた。
実際健康だったのかも知れない。
でも、そんなのばい菌だった私にはわからない。
変な常識が私を狂わせた。
学校の一部になることが美であり正義であるというものだ。
後悔するには遅すぎるから、私はこのまま生きていくんだと思うけれど。
窓の外の枯葉がいつ落ちるかを見ていた。
階段を右足で踏み出したらどちらの足で登り終えるかを見ていた。
それが学校での楽しみだった。
中傷が聞こえない日は最良で幸福な一日だったと言えた。
果たして、ここまで生活の質を落としてまで通う価値があったのだろうか。
普通でないことが学生の間は悪なのに、一度社会に出ると皆がそれを求めてくる。
狂った常識に狂わされる、などというのはよく聞く話。
多分一生、白血球を許さないと思う。
そんなことを、同窓会のLINEを退出して思ったのでした。
んー、調子が上がらないわね。
無理もないかぁ。
ロングスリーパーの私が昨晩は五時間睡眠だしなぁ。
ちゃんと寝ましょう!
読んでくださりありがとうございました。