結腸憩室炎になった私ちゃんは本日無事退院しました★
質問箱は来週まとめて答えますねいや本当すみません。
今回の学びは、人は食感を伴った食事を摂らないとイライラしてヤバイってことっすな。
いやーこういう内臓の大病ってのは初めて経験したんだけど、予想をはるかに上回る痛さだったわ。マジ動こうにも動けない、立ち上がることすら困難なレベルの痛みが寄せては引いてを繰り返し、「あぁ~病魔に弄ばれてる~」って感じだったぜ。
別にそこに快感を感じる変態ではないこともわかった。
そして病気の苦しみの後待っていたのは、治療の苦しみであった。
いやーね、昨日のブログにもちょこっと書いたけど、絶食治療をしたんです。
抗生剤と栄養剤を流しながら穏やかに治していくというアレ。
5日の夕ご飯に卵がゆ食べて、次の6日朝病院で胃カメラ飲むかもしれないしと朝食を抜いて行ったんです。そこからあれよあれよと入院絶食が決定し心の準備も無いまま食べることとおさらば。
この時私は思った「嗚呼。5日の晩御飯、もっと豪勢にすればよかったな……」って。
まぁそんなもんは後の祭り。
絶食治療では栄養は常に点滴で送られてくるわけよ。
だから栄養には困らない。私が何が辛かったかっていうと、噛めない事だった。
私は結構食べるという行為の中でも「咀嚼」に重点を置いていて、大体ストレスが溜まると咀嚼を求めて間食や夜食をキメてしまう癖があるワケ(最近改善中)。
咀嚼によりストレスを解消しているんですねー、誰しもそうだと思うけども、私は特にその傾向が強い。
なんで絶食治療二日目の昼なんかヤバヤバのドンって感じだった。
ああ、私ヤバヤバのドンなんだけどさ。
炎症が収まってお腹が元気になり始め、咀嚼できていない辛さに加えて空腹感まで襲い始めて……悶えるかと思った。
夕方食事が出ないと確定したときにはなんかもう色々と諦めがついて落ち着いてしまったけどさ。
結局トータルどのくらい絶食していたかというと、66時間。
鬼か?
こんなにおまんま食わずに生きたの人生初やぞ?
いや、医者や看護師が鬼という話ではなく、最早この苦行を耐え抜いた私が鬼なのではという夢物語のサムシングね?
あ、ギリギリ人間だったわ。
まぁそんなこんなで血液検査を終えて三日目の昼にようやくご飯が食べられてだね。
何かしら医師から検査結果の通達があってからの食事だと思ってたから昼近くになって「あーダメだったんかなー」とか思ってたら何の前触れもなく昼食が運ばれてきたときは驚愕で取り乱したんだけどさ。
さぞかし素晴らしい食事だったと思うじゃん?
おかゆに微妙にふりかけ混ぜられてて何っとも言えない薄味ついてるのキツかったわ。
いや、おかずのキャベツのピーナツ和えなんか抜群に美味しかったですね。
そんで血液検査の結果が良かったことを食事のあとに医師が伝えに来て(のんびり屋さんなのかも知れない)そのまま「じゃあ明日退院しときますか★」となったという。
それから今日の午後までは身の回りを整理したり、友達が見舞いに持ってきてくれた間違い探しゲームの本に夢中になったり、久々にマガジン読んだり。
いやー、点滴も外れて自由を謳歌しましたよ。
と、いうわけで同室のお婆ちゃんのうめき声で最終夜一睡もできずメンタルに深い傷を負った以外は元気になって帰って来ました!!!
実際一番つらいのは、うめいていたお婆ちゃんだから何も言えねぇ!
いやマジ眠いからこれ書いたら改めてオフトゥンインしようと思う。
家に帰った途端これからまたここで始まるストレスフルな生活に憂いを感じたけど、まぁそこはちょっとずつな!(時が来たら詳しく書くよ)
以上、「私ちゃんと結腸憩室炎~菜飯ふりかけ粥の悲劇~」をお送りしました。
読んでくださりありがとうございました。