優しさ12mg

疲れたら立ち止まろう。

優しさ12mg

美容室を選ぶ勇気

スポンサードリンク

ネット上で自分が被ったペルソナがしんどくなることがある。

言わずもがな、ネット上で被ったペルソナというのは自分自身が望んで被ったものなので、要約すると自分で自分の首を絞めた、ということになる。こんな情けない話もないよなぁと思っているけれど、実際私は今までのテンションで文章を書くのにしんどさをビシビシ感じてしまう期間に差し掛かっているようなので、今日は少しフラットに文章を打つことにしておこうと思う。

 

髪の毛を切る

皆さんは散髪、美容室や理容室にどの程度の生活の重みを置いているだろうか。

私は髪の毛が少ないのが悩みでありながら、結構髪の毛には五月蠅く、地元の新潟県に住んでいたころには様々な美容室に通ってみたものだった。

ところが美容室で美容師の方と会話を交わすのが大変苦痛であり、会話を振られるとどうしても薄毛や脂性の相談になってしまい、「あれ、私毎回同じ話してない?」と思って少し恥ずかしくなって帰ることになってしまうのである。

f:id:akemi_12mg:20201015163140j:plain

美容っぽい写真

最終的に地元で落ち着いたのは、一度産休等で第一線を離れた主婦の美容師が集まって作られた、低価格帯の美容室だった。低価格帯だが、技術は結構良い感じがし、切ってもらってしばらくは寝癖に困らずセットがまとまりやすい良いカットをしてくれるのが気に入っていた。

更にここで私の担当をしてくれた美容師の方が気が合い、切ってもらうと毎度会話が盛り上がって楽しかったのであった。なので電話での予約が苦手な性分であったが頑張って毎回予約をしたのも記憶に新しい。

 

しかしこの度沖縄県に引っ越し、再び美容室を選ぶのに苦労し始めた。

最初に足を運んだのは、金銭的精神的余裕が無く、1,000円カット。

別に低価格でも、良い感じに切ってくれれば問題はない。ところがそこのお兄さんが髪にシャギーを入れるのが好きな人で、とんでもなく髪の毛を薄くされてしまい、次の日から寝癖がボンバイエ。次はもう少しオーダーを聞いてくれる美容室へ行こうと思うのであった。

 

次に足を運んだのは3,300円のまぁ標準的な価格帯の個人経営の美容室。

ここは比較的要望通りにかっこよく切ってくれた。

だが、美容師の方があからさまに私に興味が無く、だがなんか話さないとなぁという雰囲気で話しかけてくるのが丸わかりで、かといってむげにもできず私は結局またしどろもどろに自分について話すことになった。

興味のない人に自分のことを話すのって、意外と苦痛だった。

 

そして今回も髪を切る時が来た。後ろの毛がもさもさして、前髪が邪魔だ。

……失敗したくない、という臆病な本能が私の中で渦巻く。

その失敗は、美容師の方と話すときのしどろもどろな感じの空回りをする恥ずかしいタイプの失敗と、単純に髪の毛をイマイチに切られた場合の残念な感じの失敗の二種類がある。

私ももう中々いい歳だ。おまけにハートが絹ごし豆腐のように繊細で、失敗に対する耐性は既にそんなにない。歳と共に失敗というものに対する耐性が無くなっていっている気がするのは進化か退化か……閑話休題。

この先のことを考える。やはり就職も決まったし失敗したくない。第一印象は大切だ。

 

私の決断は……。

 

券売機に千円札と小銭を少しチャリン。

出てきたチケットを握りしめ椅子に座る。

結局足を運んだのは1,000円カット。合わない美容師に当たる恐怖に負けた。しかし幸か不幸か、今回もシャギーが大好きなお兄さんに当たる。

お兄さんに滾々と希望のスタイルを伝える。重めでお願いします、シャギーはいりませんと。しかしお兄さんは食い下がる。「毛先の方もシャギーはいいですか?」私は少し心揺れる。「少しだけなら……」結果ちょっぴり折れる。

そして出来上がったヘアスタイルは、あらあら中々どうしていい感じ。

礼を告げ、スタンプを押されたポイントカードを受け取る。

うん、この調子ならいいかも知れない。やはり人はしっかりしたイメージと、それを伝える能力が大事なんだわ。

 

次の日。

 

洗面台。

 

当者比寝癖が付きやすくなった爆発頭に必死に霧吹きをかける私の姿があった。

お兄さん、やっぱり、シャギーはいらないんだわ。

 

そんな、散髪に関するアレコレ。

 

 

読んでくださりありがとうございました。