我々と大五郎さんの妙によそよそしい関係性。
今日、大きく進展しました。
ズバリ書きましょう。
我々の関係に足りなかったものは、「煮干し」だったのです!!!
大五郎さんおやつ戦線
我々、来た当初から小太りで大きかった大五郎さんを慮り、食事は1日2回のカリカリフードオンリーでやってきていた。どうも、真面目夫婦です。
そうしていたところ、最近は機嫌がいいとちょっと顎を触らせてくれる、くらいの間柄にはなってきていた。まぁ機嫌が悪いとプイッと嫌がられちゃうんですけどね!
しかし1ヶ月かかっている割に関係の進展が遅いのではないかと夫さんはずっと言っていた。
(このご飯タイムの後めちゃくちゃ砂掃いたので安心してね)
そんな今日、大五郎さんが晩ご飯の1時間前から「ナー」「ナーン」とご飯を催促し始めた。
普段は「大五郎さん、ちょっと待っててね」と言っていたのだが、なんだか今日は私の発想が転換されて「オヤツを少しくらいならやってもいいのでは?」と思ってだね。
仕事中の夫さんに「大五郎さんに猫用煮干しをあげる→ありorなし」(仕事中はよほどのことがない限りメッセージしない)と送って、「あり」と返事が返ってきたので早速近くのスーパーにペット用煮干しを買いに走った。
で、買って帰って大五郎さんに早速「煮干しを献上致す!」と一本差し出すと、ぐわぐわと食べてくれるじゃない。
大五郎さんは保護猫なんだけど、センターの職員さんは「大五郎君はオヤツを手渡しすると手を噛みます」と言っていたのね。でも勇気を出して煮干し手渡ししたら普通に食べてくれたじゃん?
アルェ〜?
となったけど、まぁ煮干しを食む大五郎さんメッサ可愛かったので全て許されました。
アーメン(コラ)。
でだよ?
夫さんが来てから夫さんにも煮干しをやってもらったんよ。
そうしたら猫飼育に慣れている夫さん、ナチュラルに食べてる大五郎さんを撫でてるのね。
犬の飼育に慣れていた私は驚いて「あ、猫は食べてる時触っていいんですね!」と言って光の速さで大五郎さんを撫でてみた。
そうすると食べ終わった大五郎さんはむしろ喜んで頭を私の手に擦り付けてくれるじゃないか!
この時私は全てを察した。
我々と大五郎さんの間に足りなかったもの。
それは……。
煮干しである!!!
いやぁ〜。
この調子で煮干しでコミュニケーションを取れば、ゆくゆくは普通に遊び合える仲になるのでは!?
もちろんやりすぎは禁物だ。
今のところ10本いかないようにあげようという方針を打ち出している。
でもね、あんな可愛らしくおねだりされてしまったらやってしまうというものよね…なんか猫のおねだりの魔力ってすごいわね……本当、「おめーさんのためならエンヤコラ」と言いそうになってしまうあざとさっていうのかな…究極レベルの可愛らしさがあるわね……。
なんか犬と違う蜜の味のような甘さがあって癖になりそうだよ……。
だめよ私氏、ここでグッと堪えるのが大五郎の飼い主ってもんよ。まんまと乗ってたら大五郎さんがまるまる猫さんになってしまう!
まぁ、明日もちょろちょろって煮干しあげようね…!
と、いうオヤツで大五郎さんとの関係が劇的に改善されたというお話でした。
ていうかオヤツで釣るという発想はもう少し早く出てもよかったかも知れないわね…。
まぁ、過ぎたことはよし!
これからの大五郎さんとの関係も、大事にしていこう!
読んでくださりありがとうございました。