御覧、南魚沼の町を一望できちゃうよ。
でもコレ中腹で撮った写真なんだぜ?
山って、でっかぁい!!!
この後ヒィヒィゼェゼェ言いながらなんとか登頂した。
と、いう記録を今日はお送りいたす。
坂戸山への挑戦
今日登って来たのは、南魚沼市は坂戸にそびえる、その名も「坂戸山」である!
山頂まで比較的短い距離で登山道が整備されており、小学生の頃学年の先生が「1時間もかけず登れる」と言っていたのが記憶に残っており、その程度ならソロ参戦で挑戦してみようと思った次第である。
しかしそれが甘い見積もりだったことを、私ちゃんは身をもって知るのであった……。
とりあえず入山★ するとすぐに神社とちっちゃい鳥居が姿を現した。
そしてそのそばには「サルの群れに囲まれた人がいるので気を付けてください」の文字。山は、デンジャラスだ!!!
ちなみに私はこの登山ではだいぶ余裕が無かったので写真はあまり撮っていないのだ!
しかし、そこから少し急坂を登ると、カタクリの群生地が現れた!
これは綺麗だったからバッチリ撮った。
カタクリってのはユリ科カタクリ属のお花で、うちの方だとだいたい山に咲くね。
どうも、田舎でしかお目にかかれないレアなお花と聞いたことがあるけど実際は良く知らない。
そんなカタクリの群生地。
この紫の点々がカタクリのお花。
え? もっとじっくり見たいって?
も~~しょうがないなぁあけみキッズはぁ~~~~~(この後ボコボコに蹴られる)。
コレがカタクリのお花だよ!!!
かわいいねぇ!!! 綺麗だねぇ!!!
みんなで守っていくために、群生地の周りには紐で柵が張ってあった。
うんうん、大自然は大事にしなきゃね!
中腹へ
だいぶ町が遠くなって来たなぁ~~~。
などと思ったがまだ上を見ると山はデデンとそびえていた。え、この高さで中腹…? ヤバくない…? などと思いながらこの頃にはもう肩で息をしていた……。
カタクリの群生地を過ぎると、登山道はひたすら階段で構成されていた。
ひたすら階段。行けども行けども階段。
膝が今にもガクガクしそうで大変なことになった。
行けども行けども坂道、もキツいけど、階段もとんでもなくキツかった……。
十数段上がっては一息つき、数十段上がっては景色を見つめて休憩を繰り返した。
その間何人かの別な登山客に追い越された。長靴を履いた爺ちゃん、ジャージの中高生…でも気にしない方がいいんだろうなと思い直し、自分のペースでゆっくり登っていった。
そう、登山で大事なのは最後まで足を動かして登頂し、無事に帰ることなのである。
誰かに抜かされたとか、そんなのはどうでもいいのである。それぞれのペースで山を登りきることが大事!!! 焦ってペース上げて登頂を逃したらその方が勿体ないのだ。
ここまで考えて、なんか登山って人生の縮図みたい…とか思った。
と、カッコイイことを並べておりますが、当方ソロ登山は人生初のド初心者です!!!
そうこうしている内に山頂へ
道中挨拶をしたおじさんに「八合目からだいぶ険しいですよ」と言われヒィィとなりながら登っていくと、ガチで八合目から階段の段差がでかい上に鎖とか伝って登る感じになって、最早私のライフは0.3とかだった。
正直この辺でやめて帰った方が危なくなくて良いのではないだろうか、とか思った。
でも山頂でコンビニおにぎりを食べるという鉄の誓いを崩さないためにも、ひたすら足を動かした。山頂で食べるおにぎりはうまいという確信があったし、ここで帰ってしまったらおにぎりが涙でしょっぱくなってしまう……。
そうしておにぎりをぶら下げて真剣に足を動かすと、前を歩いていたおばちゃんが「着くよ!」と後ろのおばちゃんに言っていた。まさか!!! と思ったその時!!!
頂上だぁーーーーーーーーっ!!!!
私ちゃんは一人鼓動を高鳴らせた。
それはきっと疲れだけではない。
諦めなかったお陰で無事登頂に成功したのだ!
うっひょー!!! と、山頂の神社にお参りして、登頂者ノートに軽く日付を書き込んで。
おにぎりをモリモリ食べたのであった。
山頂からの景色はまた絶景であったぞ。
南魚沼の町を360度見まわせる素晴らしい景色だった。
そうして30分ほどおにぎりを頬張り、ぼけーっと休憩をして、下山。
下山は登りの半分も時間がかからず、ちょっと拍子抜けだった。
しかし、登りはキツかったね!!!
登山はいいぞ
今回登った坂戸山は、標高634mで、東京スカイツリーとまったく同じ高さの山であった。
よくよく思うと、スカイツリーの高さまで自分の足で登るってすごいな。
でも南魚沼市には、八海山、駒ケ岳、中之岳という「越後三山」ってのがあって、どれも2000m級の山らしい。それに比べれば低いけど、まぁ初ソロ登山としては上々なのではないだろうか。
登頂にかかった時間は、1時間半。下山にかかった時間は、40分。休憩含め2時間40分程度の登山であった。
冒頭の学校の先生の話は、登り慣れている人向けの話だったんだなって…思った♪
今回の反省としては、水分をもっとたくさん持っていくべきだった、というのが大きい。登りで飲み干しそうになって我慢してしまったから、今度は1.5Lくらいは持って行ってもいいかも知れないと思った。
とにかく、この「坂戸山」って山を甘く見ていたのが裏目に出たところが少々あったから、次からは万全の装備で臨もうと思う!!!
しかし、歩きながら色々考えられたし、達成感も味わえたし、よい登山タイムであったぞ!!!
また登るぞー!!!
読んでくださりありがとうございました。