やーまん!!!
今日は新潟県魚沼市にそびえる、「唐松山」という山に登って来たぞい!!!
標高1,079m、職場の登山好きさん達から「そんなに険しくないよ~」と言われてそれなら…と登ってみたが、初心者の私ちゃんには険しいどころの騒ぎじゃないとんでもなく過酷な山であった……。
今気づいたけど山とやーまんって「やま」つながりだね~いや狙ってないんだけど。
登山口から急坂でスタート
この登山道は唐松山と、もう一つ権現堂三山のひとつである上権現堂にも登れる登山道になっている。
下権現堂、上権現堂、唐松山の三山で「権現堂三山」と呼ばれているらしいよ。
猫岩っていうのは後々登場するぞ!!!
そんなわけで朝、登山口に辿り着きおもむろに入山すると待っていたのはいきなり急坂の連続であった。しかもこの坂には大体ブナの木が生えていてだね、落ち葉がふっさふさで滑る滑る。いきなり過酷なお出迎えだな…と思いながら急坂を登り続けるとやはり気も絶え絶えという感じになった。
標高500mから峰がメインに
標高505m地点に辿り着くと、「滝見台」というところに出た。
視線を巡らせると確かに立派な滝が!!!
Googleマップで調べてみたが、「不動滝」というらしい。遠目から見ても荘厳な雰囲気がビシビシ伝わってくる滝だったぞ。音がこの地点まで届くのもすげぇなって。
そんでこの地点を過ぎると峰を歩くのがメインになった。
岩の上とか、砂でもろもろの地面とかを注意深く歩いた。
峰だとね、陽がモロに当たるんだよね。暑さで体力が奪われて水飲みが捗った。
上権現堂登山道と分岐し雪深き唐松山へ
そんで標高840m地点で上権現堂登山道と分岐した。
ここから道はどんどん険しくなっていく……。
転んだら山の中へ真っ逆さまな感じの急斜面の真ん中とか、(余裕なくて写真撮れなかったけど)ロープ無しでは登ることも下ることもできない急斜面を登るだとか、過酷な登山道が私ちゃんを襲った。
この頃には気づき始めていた。
「この登山道、モロクソ険しいじゃねぇか……!!!」
しかしなんとか登頂してみせる! 私ちゃんはひたすら足を動かし続けた……。
雪がまだバリバリ残っている道が何か所かあったわね。上を歩けるくらい硬くなっていたからそんなに支障はなかった。むしろ雪の上は涼しくて快適だったお!
猫岩を越えればあと少し
標高や緯度経度の基準になる三角点を通り過ぎると、遂に猫岩が顔を覗かせた。
結構大きな岩で、登山者はその上ではなく後ろを通っていく感じだった。
猫岩の後ろには洞窟のようなものが口を開けていた。
まぁなんにせよここからあと少しだ!!!
と思ったが、ここからも延々急な坂道が続いて血反吐を吐く思いで歩き続けることになる……。
登頂
あの一番高くとんがっている所が山頂だ!!!
うおぉぉお!!!
と、登り続けたら、無事山頂に辿り着いた。
山頂のしるしが抜けて転がってるっていうこの緩い感じね。
そんで次の写真が山頂からの景色!!!
里が遠い~~~。
山まみれ~~~。
なんかぼんやりと、「ここで遭難しても多分永遠に見つけてはもらえないんだろうな」っていうのが想像できちゃうレベル山感だよね。
と、いうわけで1,079mの唐松山、無事登頂しました!!!
ちなみ下山時ブナ林の坂下りで3,4回転んだ……。
下山はそのくらいのアクシデントで済み、登山道まで帰りそのままズイズイっと家まで帰ることができたぞ!!
いやー帰って来たらもう満身創痍だったよ。もう1か月以上は山には登りたくないわい。
しかしこの山は先日登った坂戸山や下権現堂より虫がたくさん飛んでいる感じがした。
鼻の穴に虫が突撃してくることが数回あった。なんだろうね?気温が丁度いいのかな?
それと水を2.5L持って行ったんだけど、峰を歩く際の直射日光で結構体力を消耗して水が足りない感じがした。今度はもっと持って行ってもいいかも。
そんなこんなで、簡単ではあるが唐松山の登山記録でした。
読んでくださりありがとうございました。