今日は!!!
南魚沼郡湯沢町で”本気丼”と書いて「マジドン」を食べて来たぞ!!!
今年も、本気丼の季節がやって来たネ……。
中魚沼、南魚沼、北魚沼とあるけれど、魚沼地域の民はこの時期になるとふと思い出して食べたくなってしまうのさ、本気丼を。
本気丼ってなんやねん
本気丼(マジドン)は南魚沼市及び南魚沼郡湯沢町で行われているグルメイベント。
市町内の飲食店が日本一の米で日本一の本気を注ぎ込んだ丼を提供するっていうシンプルなイベントなんだけど、気が付いたらもう魚沼の民の間では夏秋の風物詩となってきた感じ。
元をたどるとお隣十日町市の「大地の芸術祭」に訪れた人々に南魚沼の良さをPRするために発足したイベントだったんだけど、思いの外大評判で、芸術祭の無い年も引き続き開催されるようになったという南魚沼地域を上げた一大イベントである。
毎年趣向を凝らした最高に美味しい丼が登場するから、芸術祭に訪れた人だけじゃなくて、地元の人間も毎年楽しみにしている。そんなこんなで今年は5年目の本気丼です。
詳しいことは公式HPを見て欲しい。
かなり気合の入った、見やすいHPとなっている。
今日食べた本気丼は「美雪ますの炙り丼」
本気丼の何がすごいって、特Aの美味しさを誇る魚沼産コシヒカリに多種多様な高級具材を乗せた丼が通常の食事と同様の価格で食べられるところである。
今日、今季初本気丼として訪れたのは湯沢町の「むらんごっつぉ」さん。
比較的肉を提供することが多い本気丼の中で、魚を使った本気丼を提供していたこと、更に言えばその魚が希少な地元の魚「美雪ます」であったことに大変強く惹かれて、友人と即決して行くことにした。
美雪ますはね、本当に地元の人間でも存在を知ってる人が少なくて、それでありながらマスとは思えないくらい食味が良いことで知られている魚沼地域が誇る幻の魚なのである。
その美雪ますにあら塩をふりかけ、更にその下には南魚沼名物のきりざいを敷き詰めた丼が今回のお品であった。きりざいは美味しい漬物を刻んだものね。うまいよ。
という最高に豪勢な今回の本気丼「美雪ますの炙り丼(1,620円)」はコチラ。
あのね!!!!!!
簡潔に申し上げます!!!
最高に旨かった!!!
なんなん?
美雪ますそのものを味あわざるを得ないこのシンプルな味付けと盛り付け。
もう美雪ますに抗うことができひんやん。
そんであら塩かかってるから、そのまま口に入れるじゃん?
口の中で溶けるわけよ、美雪ますの脂が。とろーんゆうて、甘味を発しながら。
友人と言ったわよ。
「ここが涅槃か」と。
そんでアクセントのきりざいが時に口の中にパンチを与えてきて、うーんこの桃源郷。
更に中央の大葉をちょこっと周囲に散らすことにより起こる香りの格上げが私のスプーンの動きを加速させる。
美雪ます、いけるやん。
最早このアンサンブルで南魚沼の天下を狙えるやん。
初手で優勝やんこんなん。
そんなこんなでペロリと完食してしまった。余韻すら美味しい本気丼であった。
そんな、むらんごっつぉさんの詳細データはコチラ。
心躍る夏が来た
そんな感じで私ちゃんの本気丼ラストイヤーが始まった。
本気丼参加店の前では「本気丼」と書かれたのぼりが立つんだけど、コレを見ると心躍るよね。ここはどんな本気を見せてくれるんだろうと、わくわくしてしまうぜ。
そんな、南魚沼地域の5か月間のお楽しみ「本気丼(マジドン)」について今日は思わず熱く語ってしまったんだぜ……熱くなりすぎて食レポがボッロボロだったのは許してほしい。
南魚沼地域に訪れることがある人は是非試してみてね!
本気の米で、本気の丼、名付けて本気丼だぜ!!!
読んでくださりありがとうございました。